ニュージャージー出身。SUNNY DAY REAL ESTATEをリスペクトするBen Jorgensen(v,g)を中心に、PJ DeCicco(g), Anthony DiIonno(b), Nash Breen(dr)より結成された４人組。

　中心人物であるBenが大学生時代、シャイな性格もあってか友達が少なかったため、メンバーを集めるのには相当な苦労もあったという。それでも、たった100ドルという信じられない低予算でスタジオに入り、決して完璧ではないながらも、すべての楽器を演奏し、2曲分のレコーディングをするという音楽に対する欲求の強さが、彼を導いたのじゃないだろうか。その後、Benの哲学的な部分や、音楽への情熱を共有できる仲間に出会えて、現在のラインナップとなる。

　デビュー以前から、楽曲のクオリティと質の高いライブ・パフォーマンスで注目を浴び、各レーベルなどの目に止まり、獲得オファーが殺到する。2003年、東海岸の名レーベルEQUAL VISIONより満を持してのデビュー。

　下手な小細工をせずに、本物の叙情性を叩き込んでくる直球派。繊細なセンスに裏打ちされた物語性と、奥行きのあるサウンド。そして、すべてをイメージさせる歌の透明感は圧巻。焼き増し感も否めないエモバンドが増える中で、一級品の存在感を放っている。これまでに、THURSDAYやTAKING BACK SUNDAYをはじめ、多くの実力派バンドとのライブ経験を重ね、幾度と無くバンドを成長させてきている彼ら。ますます、今後の活動から目が離せない逸材であることにちがいない。

Official Site
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purevolume
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My Space
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「ドリーム・トゥ・メイク・ビリーヴ」 2003年、EQUAL VISIONからリリース。同時に、各方面から賞賛を受けたデビュー・アルバムの日本国内盤がついにドロップ！ポスト“Jimmy Eat World”とも噂される彼らの処女作は、KILLING JOKE顔負けにヒリヒリとした切迫感を感じさせる一方で、甘酸っぱいメロディと艶のある歌声が共鳴する快心の１枚。 自らのバンド名を冠したイントロの１曲目に続く表題曲♪Dream to Make Believeが期待を確信に変える。楽曲もさることながら、作品のアートワークに至るまで、すべての世界観に統一されたイメージが、強烈なひとつの映像を見せられている感覚すら与える。今はまだ名もないバンドが、大輪の華を咲かせる日はすぐそこだ。 DDCI-2002 / ¥2,100（税込）/ 2005.03.09