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96年結成。オーストリアはウィーン出身のバンド、レントキルは2003年春にベースとギターのメンバー・チェンジがあって以降、ポリティカルでありながらもポジティヴなメッセージを放つオーストラリアのパンク/ハードコア・シーンの代表的なパンク・ロック・バンドとして重要な位置を占めてきた。 世界中の多くのDIYパンクに影響受けてきた彼らのパワフルなサウンドは、しばしプロパガンディ、ライズ・アゲンスト、リッチ・キッズ・オン・エルエスディー、グッド・リダンス、バッド・レリジョン、NOFXなどに例えられるが、迅速かつ正確なドラミング、際立ったメロディにドライヴ感溢れるギター・サウンド、そしてジャック(Vo/g)の攻撃的でしゃがれた声で歌われる社会的/政治的歌詞には明らかに彼ら独自の個性と進化が存在する。 2枚の自主EPリリース、数々のコンピレーションCDに参加後、2004年春にファースト・フル・アルバムにして最新作である「バック・トゥ・コンビニエンス」をリリース。そのひりひりと凍てつくような音の質感と感情の放射を感じさせながらもキャッチーでメロディックなパンク・サウンドが多くのオーディエンス、音楽雑誌、ウェブ・マガジンなどに受け入れられ、元々国内リリース先であったRise Or Rust Records(CD)とBroken Heart Records(ビニール)に加え、ドイツのVitaminePillen Records、イギリス/アメリカのEnginner Recordsでも2005年1月に再リリースされた。 2005年2、3月には1ヶ月近くのヘッドライニング・ツアーをイギリス、オランダで敢行。それ以外にもベルギー、チェコ共和国、スロベニア、ハンガリー、イタリアなどで数々のライブ、音楽フェステイバルに参加。 2006年にはさらにアルバムが日本のIN-n-OUT RecordsとブラジルのENEMY One Recordsから再リリース、そして、2度目のイギリスにおけるヘッドライニング・ツアーを敢行。また、古くからのバンド仲間であるレッド・ライツ・フラッシュとのスプリット10インチのレコ発も兼ねたショート・ツアーを国内で行った。その後、オランダ、ベルギーなどにも遠征し、フランスではストライク・エニウェア、ザ・ラブド・ワンズなどとの共演を果たす。 大量消費社会への反抗、動物愛護、不合理な規則への不遵守などの精神を貫きながら常にツアーを廻り続けている生粋のライブ・バンドである。
Official Site purevolume My Space
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